新潟越後三山のひとつ八海山
新潟県、魚沼盆地の向こうに、越後三山の雄大な山並みが見える。越後三山とは八海山(1778m)、中ノ岳(2085m)、越後駒ケ岳(2003m)の総称だ。その中でも、八海山は古くから霊峰として知られ、山岳信仰の対象になってきた。八海醸造株式会社の酒「八海山」の名前は、この山から取られた。蔵の所在地は南魚沼郡六日町長森。
大吟醸酒製造技術の全酒類製造への応用
八海山の特徴は品格のある淡麗旨口で、おいしく、飲み飽きしない酒を目指しています。八海山はすべての銘柄で最高のものを造ろうとしています。すべての清酒が高品質な酒であるべきで、それが八海山の使命だと。全国の消費者に、いい酒を呑みたいという声に応えていこうとしています。高品質な清酒を造るには生産の限りはあるが、絶対に品質を落とさずに、日本酒のよさを楽しんでほしい」 八海醸造の造りの方針は、「大吟醸酒製造技術の全酒類製造への応用」です。
仕込み水は霊峰・八海山の伏流水「雷電様の清水」
心のこもった料理。食卓を囲む人の笑顔。尽きせぬ話題。そんな食事の場にあって、料理の細やかな味わいを打ち消すことなく、弾む会話を邪魔することなく、盃を重ねていくうちに、ふとその美味しさに気づくような酒。食に寄り添いながら、食事の邪魔をしない。旨みがあるのに、飲み飽きない。辛口なのに、尖ったところがない。淡麗なのに、深みがある。まるで磨き抜かれた玉のようにきれいな酒。仕込み水は霊峰・八海山の伏流水「雷電様の清水」。選び抜かれた酒米と、人の手で丁寧につくられた麹を用いて、最高の道具と、長年の修練で身につけた技術を駆使し、できうる限りの人為を尽くした酒づくり。それが八海醸造の日本酒づくりです。