

¥7,700(税込)
77ポイント獲得できます
レビューはまだありません
【竹鶴政孝が描いた第二の聖地】
1969年、竹鶴政孝の「余市と異なる蒸留所で生まれたモルト原酒をブレンドし、より豊かなウイスキーをつくりたい」という夢から宮城峡蒸留所は誕生しました。全国調査の中で政孝が選んだのは、杜の都・仙台の西に位置する緑豊かな峡谷でした。広瀬川と新川という二つの清流に囲まれたこの地を訪れた政孝は、新川の清流でブラックニッカを割って飲み、その味わいを確認して蒸留所建設を即決したと言われています。緑豊かな森に包まれ、一年を通じて霧や靄が立ち込めるこの峡谷では、湿潤で澄んだ空気が貯蔵庫の樽を自然に守ります。蔵王連峰を経て流れる新川の伏流水は、日本の蒸留所の中でも特に硬度が低く、ウイスキーづくりに理想的な清らかさを誇っています。
【余市との差別化が生んだ革新の味わい】
宮城峡シングルモルトは、既に名声を確立していた余市モルトとの明確な差別化を図るコンセプトで生まれました。政孝が追求したのは、余市の力強い個性とは対照的な、華やかでフルーティー、優しくやわらかな魅力を持つウイスキーでした。上向きのラインアームを持つ大きなバルジ型のポットスチルと、130℃でじっくりと蒸留するスチーム蒸留を導入し、洗練された香りと味わいを実現しました。宮城峡モルトはシングルモルトとして愛されるだけでなく、ニッカ全体の味わいの基盤を支える重要な原酒として、日本のウイスキー文化における新たな可能性を切り開いた記念碑的存在です。
【バルジ型が紡ぐ洗練された風味】
バルジ型ポットスチルは蒸留の過程で内側の蒸気と香味成分が繰り返し釜に戻る構造で、この循環によって香りと味わいが徐々に洗練され、凝縮されます。スチーム蒸留による穏やかな加熱は原酒に繊細な個性を与え、冷涼な気候での熟成と相まって独特の風味を生み出しています。
グラスからはりんごや洋梨を思わせる甘く華やかな香りと、樽由来のやわらかなバニラ香が調和して立ち上がります。口に含むとドライフルーツのようなスイートさとなめらかな口当たりが広がり、モルト本来の甘みが優しく舌を包み込みます。余韻には樽香が上品に広がり、やわらかで心地よい後味が長く続きます。
タイプ
シングルモルト
生産者
ニッカ宮城峡蒸留所
生産地
日本
原材料
モルト
樽の種類
ー
度数
45度
容量
700ml