
¥16,720(税込)
167ポイント獲得できます
レビューはまだありません
【久住高原に息づく、新たなるウイスキーの聖地】
久住蒸留所は、大分県竹田市久住町に誕生した新進気鋭の蒸留所です。前身は平成元年まで操業していた清酒蔵「小早川酒造」であり、大正時代に建てられた母屋や離れにはケヤキがふんだんに使われた歴史ある建物です。社長の宇戸田氏が学生時代に初めて飲んだウイスキーの魅力に取り憑かれ、自らウイスキーを造る夢を実現させました。秩父蒸留所やマルスウイスキーの津貫蒸留所でウイスキー技術を学び、コロナ禍の困難を乗り越えて2021年2月に蒸留所の稼働を開始。敷地内に湧く天然の湧き水と、野焼きによって維持された久住高原の豊かな自然環境の恵みを受け、地元への恩返しという想いを胸に、新たなウイスキー文化の創造に挑んでいます。
【初心と敬意を表す、グリーンの誓い】
「グリーンドラム」は、久住蒸留所から「ウイスキー」として販売される初めての商品です。その名前には深い意味が込められています。Green(グリーン)」は久住高原の緑と、まだ若い蒸留所の初心を表しています。古来より野焼きを続けてきた久住高原は、毎年新たな芽吹きがあり美しい環境が維持されている特別な土地。その恵みによってウイスキー造りができていることへの感謝と、毎年の新芽の色(グリーン)に初心を忘れないという誓いが託されています。「Dram(ドラム)」は「一杯のウイスキー」を指す言葉で、ウイスキーの歴史や伝統に対する敬意を表現しています。毎朝毎夕、神棚に手を合わせ、祈りと感謝を込める社長の想いが反映された一本です。
【期待を高める、未来への一滴】
「グリーンドラム」は、海外から選び抜いたモルト原酒と、久住蒸留所で蒸留・熟成したモルト原酒(ニューボーン)をブレンドした渾身の作品です。スコットランドのフォーサイス社製ポットスチルを使用し、初溜釜2500L、再溜釜1800Lというサイズでのストレート型蒸留は、やや重めの酒質を生み出しています。蒸気の間接加熱方式と、豊富な地下水を用いたシェル&チューブ方式の冷却により、年間を通じて狙い通りの蒸留が可能になっています。香りはハーブ、オークの心地よい香りが特徴で、味わいは麦芽の柔らかい甘みや蜜のような風味の中に、爽やかな柑橘とスパイスの長い余韻が感じられます。久住蒸留所の原酒はニューボーンの領域を超えた分厚い味わいを持ち、今後の久住蒸留所のウイスキーへの期待を高める、未来への希望を映し出した一本となっています。
タイプ
ブレンデッドモルトウイスキー
生産者
久住蒸留所
生産地
日本(大分県)
原材料
モルト
樽の種類
バーボン樽
度数
46度
容量
700ml