¥3,300(税込)
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【番外秋酒が魅せる、雄町の真髄】
「燦然 薫る秋」は、備中玉島の地で明治11年から酒造りを続ける菊池酒造が、岡山県産雄町を100%使用して醸した特別な一本です。通常は無濾過生原酒として即詰めされる「きらめき燦然シリーズ」の番外編として、火入れ後に冷蔵熟成させることで、フレッシュさと深みを併せ持つ秋酒として完成しました。日本酒度-3のやや甘口でありながら、雄町の持つ特性を最大限に引き出した、蔵元渾身の秋季限定酒です。
【熟成が育む、芳醇な味わい】
このお酒の特徴は、完熟した桃やパインを思わせる甘く濃密な香りと、複雑な味わいの調和にあります。心地よいガス感と共に、もったりとした甘みとグレープフルーツを想起させる酸味が絶妙なバランスを保ち、上品な苦味が全体を引き締めます。喉越しの後も長く続く華やかな香りは、まさにアロマリッチな秋酒の真髄。冷やからわずかに常温に近づけることで、より豊かな香りと旨味の変化を堪能いただけます。
芳醇な香りと複雑な味わいを持つこのお酒は、特に秋の食材との相性が抜群です。濃密な旨味は秋刀魚や秋鮭などの脂の乗った魚との相性が良く、グレープフルーツを思わせる酸味が魚の脂を爽やかに切ります。また、松茸や秋茸を使った料理とも好相性で、雄町の持つ優しい甘みが食材の香りを引き立てます。さらに、和牛の炙りや秋野菜の天ぷらなど、秋の味覚との調和も抜群です。まさに実りの季節にふさわしい、贅沢な食中酒として活躍してくれることでしょう。