¥1,540(税込)
15ポイント獲得できます
レビューはまだありません
大阪のワイン名産地「河内ワイン」
カタシモワイナリー
■現存する西日本最古のワイナリー
カタシモワイナリーは、大阪府柏原市にあります。約1300 年前にシルクロードを渡り、仏教と共に葡萄がやってきた場所だとも言われています。そんな大阪柏原市で創業当時から「日本人の味覚に合うワイン」を造り続けてきました。初代 利三郎が河内堅下村(当時)の斜面を開拓し当地における葡萄の産地を築きました。2 代目となる作次郎さんが「海外では葡萄を使ったお酒がある」ことに気が付き、葡萄のお酒『葡萄酒=ワイン』を作ることを決心しました。そこで、日本酒の蔵元や杜氏と共に葡萄をアルコール飲料に変える方法を模索し、ワイン醸造を始めました。これがカタシモワイナリーの前身となる『カタシモ洋酒醸造所』です。しかし、作次郎さんたちは海外のワインの製法を知りません。そこで彼らが行った醸造方法は、日本酒や味噌、酢などを作る技術を応用した、独自の方法でした。そうしてようやくワインが完成したのが大正3 年(1914 年)、製品として出荷できるようになったのは大正6 年(1917 年)のことでした。
■棚栽培
カタシモワイナリーでは基本的に棚栽培でおこなっています。それは大阪の気候にとても適しているからです。真夏の過酷な直射日光を避けることでとてもよい葡萄が出来ます。
■葡萄作りがワインの命
すべての自社農園では除草剤を使用せず減農薬に取り組み、可能な限り有機肥料を使用した栽培を行っております。農薬を一般的な使用量の三分の一以下に抑えて作った葡萄は、大阪府のエコ農産物に認定されています。肥料も葡萄の搾りかすや天然由来のミネラルを中心にするなど、可能な限り有機肥料を使用しています。2018 年には、地産地消等優良活動表彰にて農林水産大臣賞を受賞しました。
■日本の文化に逢うワイン
創業当時から変わらないワイン造りの精神である「日本人の味覚に合う上質なワインを造りたい」を原点に、100 年以上ワインを造り続けて来られました。ここ大阪の地でしか作ることが出来ず、また味わうことが出来ないワインです。海外のワインとは明らかに違う、日本人のために日本人が、日本人の製法と真心で作る、それがカタシモワイナリーのワインです。