栽培について
自社農園を中心に、地域のボランティアスタッフ、学生などを取り入れ、幅広い世代で農業を体験してもらうという地域に根ざすスタイルを取っている。デラウェアは棚仕立て、欧州品種は垣根仕立て。欧州品種は土地に合うものを模索しており、更に品種拡大の予定。収穫時には古式ゆかしい三輪自動車のミゼットが活躍。
畑について
山の斜面であり、水はけの良い土質、温暖な気候で雨は少なく、回りに日光を遮るものが無いので日照時間は長い。除草剤は使わず。特に有機栽培、減農薬栽培などには拘っていないが、必要最小限しか使わない方針であり、結果的に2012年度は有機になっている。自社畑は順次増やす考え方。
醸造について
現状、赤は全て樽貯蔵(3~40本ほどあり)。白は樽とステンレスタンクの併用。樽を2~3回使用した後、その樽で梅酒(白ワインを蒸留したブランデーで仕込む)を作ることもある(→寿老福梅 ※新樽のみで作った梅酒(福禄寿梅酒)もあり)。