栽培について
先駆けて垣根栽培に着手(欧州系は初期より垣根、ブラッククイーン、ベリーAなどは棚)。 炭を畑に埋めるなど有機的な手法を使いワイン専用品種が喜んで根をはる土壌へと変えてきた。 さらにビオディナミも取り入れ、除草剤や化学合成肥料は使わず有機肥料のみ使用。化学合成農薬の散布は年に1,2回と最小限に抑える。
畑について
ヴィニフェラ種:平均樹齢20年、垣根仕立て。白;シャルドネ種5ha・リースリング種1,5ha・ヴィオニエ種0,5ha赤;カベルネ・ソービニョン種3ha・メルロ種3ha、明治時代に新潟の川上善兵衛氏が日本の土壌に合わせ品種改良:赤;マスカット・ベリーA種1,5ha ブラック・クイーン種0,5ha
醸造について
タンクに入れる前に再度選果、完全に除梗。醸造的には、野生酵母でのワイン造り、亜硫酸を使用しないサン・スフルなども実践。濃縮機の使用など「ハイテク」なワイン造りとは元来一線を画している。熟成においては、新樽の使用比率などは、その年その年の状況に応じて、都度ベストなやり方を選択。フィルター等の使用は最小限もしくは、使用しない場合もある。また、瓶詰め後蔵出しまでは、ワイナリーにある地下セラーで熟成保管。