セッラ&モスカが大切に守ってきた希少品種?トルバート?
スペインに起源をもつトルバートは、サルデーニャ州の伝統品種で、歴史的に、サルデーニャ島の北西、アルゲーロエリアで栽培され普及していましたが、病原菌に対する耐性が弱く、また他品種に比べ晩熟で収穫期に雨に見舞われやすく生産性が安定しない品種で、栽培が非常に難しい。サルデーニャ島のみで栽培されていてセッラ&モスカ社がそのポテンシャルを見出し、単醸に成功し守り続けている品種。
醸造・熟成について
9月末から10月初めにかけ収穫。破砕後、短期間のコールドマセラシオン。(トルバートは繊維の多い品種なので、これによって酵素の働きを活発にさせ、香味成分をしっかり抽出する。)清澄後低温で約20日間発酵
“テッレ・ビアンケ”とは
「白い大地」という意味。石灰質の多い白い畑からの命名です。