「ロミオとジュリエット」の舞台となった街、ヴェローナ
イタリア、ヴェローナの対立する名家、「キャピュレット家」と「モンタギュー家」に生まれた男女の悲恋を描いたシェイクスピアの戯曲、「ロミオとジュリエット」。その舞台となったのが、イタリア北部の町「ヴェローナ」です。ジュリエットのモデルとなったのは、ヴェローナにあるカプレーティ家の娘。彼女が住んでいた家は実存しており、ジュリエットの家(カーサ・ディ・ジュリエッタ)と呼ばれており多くの人に愛されている場所です。
ヴェネト州を代表する銘酒、「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」
ワイナリー、レ・ヴィッラ・ディ・アンタネはジュリエットの家から東に6Kmほど、ヴェローナの街のすぐ近くに位置しています。彼らが得意とするのは陰干しされたブドウを使い醸造するヴェネト州を代表する銘酒、「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ」。新しいワイナリーですが、品質は非常に高くコストパフォーマンスに優れたワインを造っています。
ワイナリーの渾身の1本『アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ』
『アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ』を造る際、ブドウは1房ずつ手摘みされ、ブドウ畑で良い品質ものが丁寧に選びぬかれます。収穫されたのち、ブドウはケースに並べられ、アパッシメントと呼ばれる陰干しの作業を約3-4カ月間行います。水分が飛ぶことでブドウの凝縮度を高めることが出来、複雑な香りが生まれていきます。凝縮度の高いブドウを約20日間かけて醸造し、12-18カ月間小樽で熟成後瓶詰めされます。非常に手間のかかる造りですが、プラムやカシスジャム、チョコレート、珈琲など複雑な香りが広がるワインに仕上がります。長い余韻が楽しめ上品な味わいです。