アンデスの麓にある畑
メンドーサのウコ ヴァレーに位置する標高1,300mの畑の葡萄を使用しています。このエリアは昼夜の気温差が大きいため、しっかりとした自然の酸を持った葡萄が出来ます。収量をコントロールし、粒の小さく実の締った葡萄が出来るようにしています。収穫した葡萄は注意深く選別します。発酵は選別酵母を使い、14度に温度コントロールしながら行います。マロラクティック発酵はしていません。豊かなアロマと凝縮した果実味が特徴。「フィロスール」とは、アコンカグア山の南側(スール)の斜面(フィロ)のことで、最も難しい登山の経路ですが、絶景です。難しいこと、困難なことに挑戦することの美しさ、達成感や充実感などの意味が込められています。
アルゼンチンで最も高い標高1300mの畑
ワイナリーと畑のあるトゥプンガトの小区画グアルタジャリーが標高1,300mに位置します。標高が高いので、昼の日差しは強く、夜は涼しくなります。そのため、果皮が厚くなり、全ての成分がより多くなります。夜間は成長が止まるので、収穫まで酸を保てるようになります。完熟してしかも酸が残っているというのは、他のエリアにない特徴です。土壌は石が多いため、収量が少なくなり、葡萄が集約します。
安定して高品質のワインを造る
「多い太陽光に対応」・・ドリップ イリゲーションの水量は必要な分だけ供給されるようコントロールし、収穫量は1haあたり10トン以下になるようにキャノピーマネージメントを行っています。太陽が昇る側の樹は、日光が弱いため、葉を落とし、反対側は、日光が強いため、葡萄が焼けないように葉を残すようにします。樹と樹の間には、豆科の植物を植えていて、これが虫除けになっています。