上質のアルゼンチン『マルベック』
早朝に収穫し、手で選別します。発酵前にコールド マセレーションします。天然酵母と選別酵母で、ステンレスタンクに入れ26度前後に管理しながら発酵させ、その間1日3回ルモンタージュし、デレスタージュは1~2回行ないます。フレンチオークの樽で3ヶ月熟成、その後最低でも3ヶ月瓶熟させてから出荷します。
アルゼンチンで最も高い標高1300mの畑
ワイナリーと畑のあるトゥプンガトの小区画グアルタジャリーが標高1,300mに位置します。標高が高いので、昼の日差しは強く、夜は涼しくなります。そのため、果皮が厚くなり、全ての成分がより多くなります。夜間は成長が止まるので、収穫まで酸を保てるようになります。完熟してしかも酸が残っているというのは、他のエリアにない特徴です。土壌は石が多いため、収量が少なくなり、葡萄が集約します。
安定して高品質のワインを造る
「多い太陽光に対応」・・ドリップ イリゲーションの水量は必要な分だけ供給されるようコントロールし、収穫量は1haあたり10トン以下になるようにキャノピーマネージメントを行っています。太陽が昇る側の樹は、日光が弱いため、葉を落とし、反対側は、日光が強いため、葡萄が焼けないように葉を残すようにします。樹と樹の間には、豆科の植物を植えていて、これが虫除けになっています。