大阪地酒の代表作
大阪府池田市にある呉春。池田市を中心に北大阪の地酒として毎日愛飲してもらえるお酒づくりに徹してきた。地元の居酒屋にはなくてはならないお酒です。冷にしても常温、燗にしても飲めるお酒として来店客には定番のお酒です。
芥川龍之介がこよなく愛する酒
あの芥川龍之介が、呉春を好きで当時はこよなく飲んでいたという逸話があります。作家に飲んでもらえるお酒っていいですよね。小説を書き終わったあとに、書斎で軽く一杯やるんでしょうか。想像すると呉春を飲むときの雰囲気がなぜかタイムスリップすうような感覚をもちそうなひとときの酒になりそうです。
庶民のお酒を貫き通す
呉春は池田駅の近くで商店街を通り過ぎたところに酒蔵を構えています。西田社長は、いつも現場を歩きまわりながら酒造りに向き合ってられます。伝統を重んじ、飲み飽きしない酒を目指し、毎年味わいを安定して作れるよう蔵の環境や設備に目を光らし維持する努力を怠りません。