清水清三郎商店とは|日本酒「作(ZAKU)」の魅力と酒造り自動下書き
三重県鈴鹿市。
伊勢神宮へと続く道の途中に、今や世界中の日本酒ファンを魅了する酒蔵があります。
それが「清水清三郎商店」です。
代表銘柄は「作(ZAKU)」。
日本国内だけでなく、海外でも高く評価されるこの酒は、
単なる“美味しい日本酒”ではありません。
そこには──
音楽・芸術・思想までも取り込んだ酒造りがあります。
本記事では、実際に訪問・試飲した体験をもとに、
清水清三郎商店の魅力を深掘りしていきます。
目次
伊勢の文化とともにある酒蔵
清水清三郎商店がある鈴鹿市は、
伊勢神宮と江戸を結ぶ交通の要所に位置しています。
古くから人の往来が絶えず、
文化と物流が交差する場所。
この土地は、お茶の生産量が全国でも上位に入り、
さらに伊勢神宮に奉納される「イセヒカリ」など、米の質も高い地域です。
かつては酒蔵も多く存在していましたが、
現在この地で酒造りを続けているのは清水清三郎商店のみ。
その意味でも、
この蔵は地域文化を体現する存在となっています。
「作(ZAKU)」というブランドの本質

「作(ZAKU)」という名前。
アニメ『機動戦士ガンダム』の“ザク”を連想する方も多いかもしれません。
実際、私自身も学生時代にプラモデルを作るほどのファンでした。
しかし社長に伺うと、
ガンダムのザクとは無関係とのこと。
ネーミングはあくまで、
“作品をつくる”という意味合いから来ています。
つまり「作」とは──
酒そのものが一つの作品である
という思想の表れです。
芸術と融合する酒造り
清水社長の特徴的な一面が、
音楽や芸術への深い造詣です。
その象徴的な取り組みがこちらです👇
フランス在住の音楽家・星野紗月さんとともに、
「作」の味わいを音楽で表現するプロジェクト。
日本酒を“飲むもの”としてだけでなく、
五感で楽しむ存在へと昇華させています。
さらに、
世界的ゲームクリエイター小島秀夫率いる
KOJIMA PRODUCTIONSとのコラボレーションも実現。
酒造りの枠を超え、
カルチャーそのものと接続している点が、
他の酒蔵にはない大きな魅力です。
2022年、新たな酒蔵へ

2022年、清水清三郎商店は酒蔵と本社を一新しました。
実際に訪問して感じたのは、
圧倒的なデザイン性の高さです。
- 玄関にはガラスのオブジェ
- 壁には稲穂を取り込んだコンクリートデザイン
そして何より印象的なのが、
テイスティングルームの存在です。
広々とした空間にモニターが設置され、
商品情報を見ながら試飲ができる環境。
まるで料理教室のような設備で、
ブランド体験そのものが設計されています。
私自身、ここで全ラインナップを試飲させていただきましたが、
正直、驚きの連続でした。
若き杜氏・内山智広氏への期待
「作」のプレミアムラインに
- 大智
- 智
という名前があります。
この意味を伺うと──
杜氏・内山智広氏の名前から取られている
とのこと。
内山氏は若くしてその才能を認められ、
大学卒業後すぐに杜氏を任されました。
このネーミングには、
- 技術への信頼
- 将来への期待
- 酒蔵の未来
すべてが込められています。
酒蔵として、人に託す覚悟。
それがこのブランドの強さです。
「作」の味わいを支える技術

清水清三郎商店の造りは、
非常に理論的かつ安定志向です。
四季醸造体制
年間を通して酒造りを行い、
常にフレッシュな状態で出荷。
使用酵母
- 7号
- 14号
- 18号
これらをベースに、
精米歩合の違いで味のフレームを設計しています。
さらに近年は、
米違いによるコンセプト商品にも注力。
味の再現性と多様性を両立しています。
なぜ「750ml」なのか
「作」の特徴の一つに、
750mlボトルがあります。
一般的な日本酒は720ml。
なぜ違うのか。
その理由が非常に面白い。
海外でワインと一緒に飲む際、
ワインは750ml、日本酒は720ml。
同じ人数で分けると、
日本酒だけ少し足りない。
そこで──
「それなら750mlにしよう」
この発想が、
グローバルブランドとしての視点を象徴しています。
山本屋酒商店として感じる魅力

「作」は、非常に完成度の高い日本酒です。
・香りの美しさ
・味のバランス
・キレの良さ
すべてが高次元でまとまっています。
しかしそれ以上に感じるのは、
「体験としての日本酒」
であること。
飲むだけでなく、
見る、感じる、理解する。
そのすべてが設計されています。
実際に飲みたい方はこちら
▶ 山本屋の取り扱い商品を見る
まとめ|日本酒を“作品”へと昇華させた酒蔵
清水清三郎商店は、
単なる酒蔵ではありません。
- 芸術
- 技術
- 人材
- 空間
これらを統合し、
日本酒を“作品”として表現する蔵
です。
「作」は、飲めばわかる酒です。
そして知れば知るほど、
その奥行きに惹かれていきます。
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